ぐぅ~・・・
ルーミア(以下「ル」)「お腹減ったよぉ~・・・どっかに人間でも落ちてないかな~」


幻想郷の某所。ふよふよと浮かびながらルーミアは獲物が居ないか探していた。


ル「お腹も空いたけど、最近暇ね~。異変も起こそうとする奴も居ないし。」
紫「そんなお腹と暇を持て余した少女にピッタリな商品がこちら!」
ル「うわっ!?」


突如としてBB・・・もとい、スキマ妖怪の八雲紫が目の前に現れた。


ル「ちょっと紫!?いきなり脅かさないでよ!」
紫「なぁによ、ご挨拶ねぇ。せっかく、お腹を空かしてる貴方にピッタリな「贈り物」を持って来たのに。」
ル「え!?ひょっとして食べ物!?」
紫「まぁ、そんな感じの物ね。」
ル「早くちょうだい!もうお腹ペコペコなの!」
紫「はいはい、今あげるから、ちょっと待ちなさい。えーと・・・どこにしまったっけ?」


なにやら、ゴソゴソと袖の中を探る紫。暫くすると、目当ての物を見つけたらしく、袖から手を出した。
その手には、小振りなガラス瓶が握られていた。
紫「はい、これよ。」
紫は持っていたガラス瓶をルーミアに渡した。


ル「何この瓶?飴でも入ってるの?」
紫「開けてみれば分かるわよ。」


ルーミアは、瓶の蓋を取り瓶を振って、中身を出そうとする。すると、中から「何か」が出て来た。大きさは3~4cmぐらい、形は人型をしている。


ル「何これ?」


ひょいと、瓶から出て来た「何か」をつまみ上げる。
よく見ると、人型というより本当に人間みたいに頭、腕、胴、足がある。更に服のような物まで着てる。ここにきて、ルーミアは瓶の中身の正体に気づいた。


ル「ねぇ紫・・・この小さいの、ひょっとして人間?」
紫「そうよ。気に入ってくれた?」
ル「食べ物くれるのはありがたいけど、これじゃあ小さ過ぎよ。これじゃあ、お腹いっぱいにならないわ。」
紫「大丈夫よ。そのまま丸呑みにすればお腹も膨れるでしょ?それに、その子自身も丸呑みにされたいって願ってるし。」
ル「そう望んでる?何言ってるの?」
紫「いやねぇ、外の世界に用事があって出かけたのよ。その帰りに寄り道してたら面白そうな「歪」の気配を感じてね。その「歪」の出所を探ったらその子が居たから
暇潰しなると思って連れて来ちゃった♪」
ル「話から察するに、その「歪」とやらがさっき言った、丸呑みにされたい願望ね。」
紫「そう。正しく説明するなら「縮小されて女の子に丸呑みされたい」だけど。どう、やってくれるかしら?」
ル「まぁ、お腹が膨れるならやるわ。ところで、この事霊夢にバレてないよね?バレたら私達シバかれるよ?」
紫「大丈夫だ問題ない(キリッ」
ル「お前は何を言ってるんだ?」
紫「冗談よぉ~。大丈夫。霊夢にはバレないから安心して。大体、里の人間ならまだしも、外の世界の人間よ?例え、バレても誤魔化す事くらい楽勝よ。」
ル「それなら安心ね。ところで、この小人全然起きないけど大丈夫なの?」
紫「大丈夫だ(ry
ル「また同じ事いったら齧るよ?」
紫「なぁによぉ。ちょっとした茶目っ気じゃあない。」
ル「心底どうでもいいわ。とりあえず、食べ物くれてありがと。お腹減ってるからさっさと食べたいのだけど?」
紫「はいはい、分かったわ。それじゃあ、楽しんでね~♪アデュー♪」


忽然とスキマに消える紫。


「う・・・うぅん・・・」
ル「あ、やっと気がついた。」
ルーミアは右手に握った小人に目をやる。


あ~・・・チクショ・・・なんだこの感覚・・・まるで二日酔いみたいだ・・・つーか俺何してたっけ?
確か・・・いつものように被食系のサイトを見ていたら急に意識が飛んで・・・
つか、さっきから足がフワフワするんだが一体・・・おまけになんか暖かくて柔らかい感触も・・・
ル「ねー。気がついた?」
「え?」
突然、上から女の子の声が聞こえた。顔を上げてみると、そこには巨大な金髪の女の子が・・・って!?ちょっと待て!?何この夢のシチュエーションは!?
これは夢か!?いや、夢だろうが現実だろうがどうでも良い!
それに、よく見ればこの女の子、東方Projectのルーミアじゃあないか!体が小さくなっている+ルーミアに捕まっている、って事は・・・


ぐぅ~・・・


色々考えていた時、ルーミアのお腹の鳴る音が・・・って、この流れは!?


もうお腹も限界ね。それによく見れば結構美味しそう・・・食べられる事の望んでるみたいだし、食事ついでにその願い叶えてあげる。
ル「・・・ねぇ、小人さん。」
「・・・・・」
ル「貴方はとって食べられる人類?」
「名台詞キタ━(゚∀゚)━!!」


どうやら、紫の言ってた事は本当だったみたいね。なんか喜んでるし・・・
ル「とりあえず・・・まずは味見ね。まあ、元は人間だし不味くはないだろうけど。」
「え、ちょ!?」
「う~ん・・・べろ~」


べちょ~・・・


ルーミアは小人を口元に持っていき、唾液まみれの舌で一舐めする。
小人の視界がルーミアの舌で埋めつくされる。
ル「う~ん・・・布の味しかしないなぁ。」
「うわぁ・・・舌が柔らかくて、暖かい・・」
ル「ねえ、小人さん。ちょっと動かないでね。」
「え?」
ルーミアは、小人の服を掴むと一気に破いた。
「え、ちょ!?タンマ!?何してんの!?」
ル「あなた、布の味しかしないから破かせてもらうわ。」
あっと言う間にルーミアの手によって、スッパにされる小人。
ル「これで良しね。じゃあ、改めて味見ね。」
再び、小人を口元に持っていき、舌で舐める。
ル「べろ~・・・」


べちょ~・・・


「うわはぁ・・・」
ルーミアの舌の感触に小人は、今まで感じた事の無い快感を感じた。
ル「う~ん美味しい♪やっぱ、元が人間だから味は良いわね。」
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
ル「そんなに息切らしちゃって・・・私の舌そんなに気持ち良かった?」
ルーミアは、笑みを浮かべ、小人の前で舌を出した。
小人の目に、舌の表面のツブツブまではっきりと分かるくらいにルーミアの舌がアップで写される。


ル「ねえ、どうなの?気持ち良かったの?答えて。」
「ああ・・・凄い・・・気持ち良かった・・・」
ル「そう・・・なら、もっと気持ち良くしてあげるね。」
そう言うと、ルーミアは顔を上に向け、小人を掴んだ手を口の上に持ってくる。
ル「あ~ん」
口を大きく開き、舌を出して小人を迎える準備を整えたルーミア。
そして、小人を掴んでいた手を離す。当然、小人はルーミアの口に向かって真っ逆さまに落ちて行く。
「うおぉぉぉぉぉ!?」


べチャ!


出していた舌に小人が落ちるのを確認したルーミアは、そのまま舌を巻いていき、小人を巻き取る。


パクッ!


巻き取った事を確認し、開けていた口を閉じるルーミア。そして、口の中に迎え入れた小人に舌で熱い歓迎をする。


じゅる!じゅるる!はむっ・・・れろれろ・・・じゅる・・・じゅるる!


ルーミアは、小人を舐め回したり、頬の内肉に押し付けたりと滅茶苦茶に扱う。
ル「(うふふ♪これだけ手荒に扱っても、嫌がる所かビクビクして喜ぶだなんて・・・変なの♪)」


一方、口内に居る小人はというと・・・
「うぶっ!っぷはぁ!苦し・・・うぶっ!けど・・・気持ち良い・・・」
舌で顔を埋められたり、頬の内肉に押し付けられたりと、夢に見たシチェのオンパレードに悶え喜んでいた。
なにより、小人が快感を感じたのが、ルーミアの舌の柔らかさである。
どんな羽毛布団でも敵わない柔らかさ、温もり、そして、唾液の感触を存分に堪能する。


暫くの間、ルーミアは小人を舐め回し続けていたが、次第に味がどんどん薄くなっていった。
ル「(う~ん・・・なんか味が感じられなくなってきたなぁ・・・)」
小人も最初は反応してくれたが、今は何しても反応をしなくなってしまった。
ル「(もういいや、呑みこんじゃお。充分味わったし。)」
ルーミアは、舌を仰け反らせ小人を呑み込もうとする。
ル「(じゃあね小人さん。なかなか美味しかったよ♪)」


ごくっ・・・


ルーミアは、小人を嚥下した。嚥下するや否や、反応の無かった小人が再び動きだした。
ル「え・・・なにこの、喉を奥でピクピク動く感じ・・・」
今までの感じた事の無い感覚に戸惑うルーミア。しかし・・・
ル「妙な感じだけど・・・すっごい気持ち良い!」
すぐにその感覚に慣れてしまった。
ル「ねえ、小人さん聞こえる?もっと、ピクピク動いて。私をもっと気持ち良くして。」
中に居る小人に向かってルーミアは話しかけた。すると、動きが激しくなった。
「うんっ・・・♪そう・・・そのまま暴れ続けて・・・私を満足させて・・・」
喉元に手を当てて、暴れる感触を楽しむルーミア。しかし、小人が中の下っていく内に、その感触はだんだんと弱くなり、胸の下辺りで感触が完全に無くなってしまった。
ル「あ・・・お腹の中に入った・・・」
食道で暴れる感覚が感じられないのは残念だが、胃の中ではどんな反応をしてくれるか、ルーミアは胸を高鳴らせた。


ぐにゅ・・・べちゃ・・・


食道の締め付けから開放された小人は、噴門から胃の中に落とされる。まだ、胃液はさほど出ていなかったので、すぐに消化されることはなかった。
「ここがルーミアの胃の中・・・」
普通、体内は真っ暗で何も見えないはずなのだが、小人には誘うように蠢くピンク色の胃壁がはっきりと見えた。
「胃の中に入れたなら・・・「胃壁に体を埋めてハァハァ(*´д`*) 」作戦を実行しなきゃ損!」
そう言うと小人は、胃壁に近づき、出っ張っている胃壁を抱きしめる。
「あ~・・・暖かいし・・・柔らかい・・・最高・・・!」
この日だけで、夢にみたシチェを何個も実現できた小人にとって、この胃壁に抱きつくというのは念願シチェの閉めのような物である。
胃壁に抱きつきながらうっとりしていた、その時


ぐぎゅ~・・・


ルーミアの腹の虫が鳴る音が胃の中に響いた。そして、虫が鳴ると同時に胃の中の様子が一変する。


ぐぎゅ~・・・ぐるるるるる!
ピンク色の胃壁が妖しく蠢き、胃液を噴射させる。
「本格的に消化が始まったなぁ・・・まあ、俺には関係ないけど。」
胃液溜まりの近くで小人は呟く。実際、消化される事が願いなので本当に関係ないのだが。
「さて、どーすっかなぁ・・・このまま、胃液溜まりにダイブでも良いけど・・・」
どう消化されるか、悩んでいた時、蠢く胃壁に足を取られ、そのまま、後ろに倒れ込む。
「うわっ!?」


べチャ!


胃のヒダとヒダの間に落ちる小人。すると、胃壁が小人を包み込むように迫って来て、小人の全身をゆっくりと揉み始めた。
ただでさえ、色々と敏感になっている体に、この蠕動マッサージは、とんでもない快感を小人に与えた。
「!!!!!!!!!」
あまりの快感に全身をよがらせ、言葉にならない悲鳴を上げる小人。
ピンク色の胃壁が全身を丁寧に揉み解す。胃の粘液が全身に塗られ、それがまた別の快感を小人に与える。
小人がよがる度に、その動きがルーミアに伝わり、彼女を楽しませる。


ル「あは♪すっごい動いてる♪」
胃の辺りに手を当てて、小人の動きを感じとる。食道とは違った、暴れる感触がまた、心地良かった。
ル「ほんと、何しても喜ぶね。まぁ、それはそれである意味幸せだろうけどね。」
幸せそうな表情を浮かべながら、お腹を擦りながら、胃の中に居る小人に話しかける。
お腹も膨れ、今まで感じた事の無い快感を得る事も出来たので、ルーミアはかなり満足していた。
ル「でも・・・何時まで幸せでいられるかな?」
幸せそうな表情を一転させ、妖怪らしい残酷な表情を浮かべるルーミア。
ル「貴方を呑み込んでから、結構時間経てるのよ・・・そろそろ消化されてもおかしくないよ・・・」
お腹を擦りながら、諭すように胃の中の小人に話しかけるルーミア。外は可憐な少女でも、中は立派な人喰い妖怪であった。
「さあ・・・もっと暴れて・・・私を楽しませて・・・貴方の残り時間、全て私に捧げて・・・」
再び笑みを浮かべながら、ルーミアは胃の中の小人にそう話しかけた。


ぎゅう~!ぎゅるるる!じゅるるるる!


活発に消化活動が行われてる胃の中・・・胃壁に挟まれながら消化されている小人は、もうほとんど動かなくなっていた。
手足は消化され、胴と頭しか残っていない。最初こそ、消化される時に焼けるような痛みを感じたが、それも感じなくなっていた。
もはや、消化される事すら快感に感じられるようになっていた。
「・・・・・・・・」
声帯も消化され、言葉にならない声を上げる小人。しかし、その表情には苦しみはまったく無く、満ち足りた笑みが浮かんでいた。
と、その時


ぎゅゆうううううううううううううううう!


一際大きな蠕動が起こり、胃液の津波が発生し、その波が小人に覆いかぶさる。波が引いた後、小人の姿はどこにもなかった・・・


ル「あ・・・小人さんの気配が消えた・・・」
お腹に手を当てていた、ルーミアは小人が消化されたことに気づいた。
ル「うふふ♪ごちそうさま、小人さん♪美味しかったよ♪」
自分の糧となった小人に対し礼を言うルーミア。
ル「紫もたまには良い物くれるわね。・・・また食べてみたいなぁ・・・じゅる・・・」
ルーミアは、小人の味、暴れる感触を思い出しているとヨダレが口から垂れた。
ル「おっと。さて・・・また獲物が居ないか探しますか。」
ルーミアは、ヨダレを拭うと再び森の中に消えていった・・・